事業概要

当社グループは、「防除技術」、「施肥灌水技術」、「バイオスティミュラント」をコアコンピタンスとして世界の食糧増産に貢献できる製品の開発販売を行っています。

農薬関連

「防除技術」のひとつである農薬は、開発から上市に至るまでのプロセスが、非常に長期にわたる上に製品化になるまでは確率の低いものですが、当社は殺虫剤「オンコル」をはじめとし、殺虫剤「オリオン」、殺菌剤「オーシャイン」、殺ダニ剤「ダニサラバ」、殺菌剤「ショウチノスケフロアブル」を開発し日本をはじめとする国内外で販売しています。

殺虫剤「オリオン」、殺菌剤「オーシャイン」、殺ダニ剤「ダニサラバ」、殺菌剤「ガッテン」

農薬の開発プロセス

農業の開発プロセス図
出所:農薬工業会、農林水産省

今後は、川上から川下へとビジネスの視点を変え、顧客の視点での製品や用途開発、情報提供などマーケティングにもとづくテーマを中心に事業展開を進めていきます。

肥料関連

肥料写真
亜りん酸粒状1号、2号

当社が製造販売している肥料、「OATハウス肥料シリーズ」、「OK-Fシリーズ」、「タンクミックスシリーズ」、「養液土耕肥料シリーズ」、「亜りん酸肥料」などは、施設園芸向けに、即効性や吸収性に優れた特徴を有しています。
水耕栽培用肥料「OATハウス肥料シリーズ」は水耕栽培分野ではトップシェアを維持しており、近年では大規模植物工場から家庭用のキットまで幅広く使用されています。
また隔離栽培専用肥料の「タンクミックスシリーズ」及び「亜りん酸肥料」などの新製品が好評を得ています。 今後、液体肥料開発に強みをもつ当社の特徴を活かしながら、顧客の立場にたった新製品や用途開発、現有製品の改良などを行い、さらなる展開を進めていきます。

養液土耕栽培システム

養液土耕栽培システム写真
養液土耕栽培システムによるいちご高設
栽培の例

当社グループでは、養液土耕栽培システムの販売を行っています。養液土耕栽培システムは作物が必要な時に必要な分だけの水と肥料を正確に、同時に施用する自動化されたシステムです。
現在、全国で約2,800軒の生産者に延べ3,000台ほど導入されており、生産者の労力軽減、環境負荷の低減、作物の品質や収獲量向上などの目的で使用されています。導入されている作物は、トマト、いちご、ピーマン、キュウリ、カーネーション、ぶどうなど多岐に渡っており、汎用性の高いシステムとなっています。

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