OATアグリオの
海外への取り組み

世界の農業の課題と今後

今後の人口と所得の増加によって,2009年に比して,2050年には農産物需要が世界で70%増加すると予想されています。低・中所得国では生産を2倍に増加させることが必要で,このために年率1〜2%の食糧生産の増加が必要となります。

農地拡大はサブサハラアフリカとラテンアメリカではなお可能と言われてますが,全体的には農地の水平的・飛躍的拡大を望むことはできず,途上国での生産増加の約8割は主に既存耕地での灌漑農業と,天水依存農業の双方の集約化によってしか達成できそうにありません。その際,灌漑が重要性を一層増し,
今後,地下水を含め,生活用水や工業用の水需要との競合激化が予想されます。

灌漑用水の供給量を増やせば単収向上を図ることができるが,水の乏しい多くの地域では,灌漑用水の供給量を増やせる余地は限られています。そうした地域を含めて,灌漑システム管理の向上,新しい生産技術や知見の開発・普及,トレーニングなどを組み合わせ、限られた面積の中で食糧増産を効率よく増やすよう迫られています。



OATアグリオが世界の農業に貢献できること

OATアグリオでは世界の食糧増産に貢献できるよう防除技術・施肥灌水技術・バイオスティミュラントの3つの食糧増産技術を軸に研究開発し製品を提供しております。現在は東南アジア、米国、欧州を中心に世界各国に供給しておりますが、今後は世界の人々が食糧不足に悩むことがないよう、さらに力をいれ安心・安全な農作物の育成に貢献していきます。