養液土耕栽培技術で

世界の食文化を豊かに
養液土耕栽培技術で
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養液土耕とは

養液土耕(ようえきどこう)とは、液肥混入機を利用した自動灌水施肥技術で土の良さを活かしながら、養液栽培の手法を取り入れた栽培方式です。

培地に土を用い土の緩衝機能が活かされるのが特徴で、中東など乾燥地で使われていました。生育が揃い、収量も増加するため日本でも花や野菜栽培に広く導入し実用化されています。

水に肥料を溶かした液肥を用い施用するので、灌水と施肥が同時に行うことができます。 特徴としては塩類集積を抑制し、水と肥料を、効率よく利用することができます。

灌水方法は大きく分けて2通りあり、地上部から液肥を点滴により滴下する方法と、地中にパイプを埋めてそこから液肥を与える方法が代表的です。

養液土耕の技術では、土壌診断を行い、灌水で肥料、水を過不足無く供給。必要最小限の養水分を複数回に分けて与えるので植物が根域を大きく広げる必要がなくなり、生育、草勢の制御ができます。

写真

なす

養液土耕栽培のメリット

養液土耕を導入すると基肥を使わず水と栄養を自動で供給するため、従来の慣行栽培に比べて、かん水と施肥の作業時間を大幅に短縮できます。また最適な状態になるよう、ゆっくりかん水することで土壌水分ストレスを与えず土を固める事がないので酸素を逃がしません。
土の良さを生かしながら、養液栽培の施肥の考え方を取り入れ、土耕栽培と養液栽培の長所を兼ね備えた養液土耕栽培は、地球にやさしく安定した生産と容易な管理をもたらす技術と言えます。

● 土壌・水質を汚染しない
● 環境にやさしい
● 余計なコストがかからない
● 苗にストレスをかけない
● 収量が増加し品質が安定
● 土壌水分ストレスが起きない
● 作業時間の大幅軽減
● 作業負担の軽減

養液土耕栽培のメリット

OATアグリオの養液土耕栽培への取り組み

OATアグリオでは農業従事者の安定した農作物の生産と品質の向上のため、液肥混入機、点滴チューブ、電磁弁などで組まれた「養液土耕栽培システム」を供給しています。「養液土耕肥料シリーズ」や隔離栽培用肥料「タンクミックスシリーズ」などの専用肥料を用いることで確かな生産管理を実現しています。
また植物工場や一般家庭などの水耕栽培に使われる液肥も広く販売しており、安全で健康な食生活ののために貢献しています。
今後は世界で過酷な環境条件の中でも、安定した農作物の収穫が得られるよう研究開発し力を入れていきます。

OATアグリオの養液土耕栽培への取り組み3

OATアグリオの養液土耕栽培への取り組み1


OATアグリオの養液土耕栽培への取り組み2