製品案内
ショウチノスケフロアブル
            | 有効成分 | フルチアニル 1.8% メパニピリム 20.0%  | 
            
|---|---|
| 性 状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 | 
| 毒 性 | 普通物 | 
| 有効年限 | 5年 | 
| 包  装 (1ケース)  | 
              250mℓ×20本 | 
特長
- 2成分の混合により各作物のうどんこ病に対して高い効果を示します。
 - フルチアニルの作用により予防効果に優れ、また病斑拡大抑制作用、分生子形成および分生子遊離阻害作用により二次感染(病気の拡大)を遮断します。
 - メパニピリムの作用により発芽管の伸長や付着器の形成を阻害します。
 - 感受性の低下したうどん粉病菌に対しても安定した効果を発揮します。
 - 残効性に優れることから、1シーズン中のうどんこ病防除回数の低減が期待できます。
 - 優れた浸達性を有し、葉の表裏の病害を防除します。
 - 有用昆虫や天敵に対する影響が小さく、IPM体系(総合的病害虫管理)に有用な資材として使用できます。
 
適用病害と使用方法
| 作物名 | 適用病害名 | 希釈倍数 (倍) | 使用液量 | 使用時期 | 本剤の 使用回数  | 使用方法 | フルチアニルを含む 農薬の総使用回数  | メパニピリムを含む 農薬の総使用回数  | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メロン すいか ピーマン  | 
うどんこ病 | 2000 | 100〜300 ℓ/10a  | 
収穫前日 まで  | 
2回以内 | 散布 | 2回以内 | 4回以内 | 
| かぼちゃ | ||||||||
| 32 | 1.6ℓ/10a | 無人航空機による散布 | ||||||
| きゅうり | うどんこ病 | 66 | 10ℓ/10a | 常温煙霧 | ||||
| 2000 | 100〜300 ℓ/10a  | 
散布 | ||||||
| 灰色かび病 | ||||||||
| トマト ミニトマト  | 
うどんこ病 灰色かび病  | 
|||||||
| なす | うどんこ病 | 66 | 10ℓ/10a | 常温煙霧 | ||||
| 2000 | 100〜300ℓ/10a | 散布 | ||||||
| 灰色かび病 | ||||||||
| いちご | うどんこ病 灰色かび病  | 
3回以内 | ||||||
| パセリ | うどんこ病 | 収穫7日前まで | 2回以内 | |||||
| 花き類・ 観葉植物  | 
うどんこ病 | 発病前~ 発病初期  | 
5回以内 | |||||
| 樹木類 | 200~700 ℓ/10a  | 
使用上の注意
- 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
 - 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布してください。
 - 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
 - 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
②散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
③散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。 - ハウス等の常温煙霧用として使用する場合は下記の注意事項を守ること。
①専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧すること。特に常温煙霧装置の選定及び使用にあたっては、病害虫防除所等関係機関の指導を受けること。
②煙霧が直接作物体に当たると汚れが生じるおそれがあるので、施設上部に噴頭部を設置するなど、煙霧が作物体に直接当たらないようにすること。
③作業は出来るだけ夕方に行い、終了後は6時間以上密閉すること。 - 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。
 - 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特にはじめて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
 - 誤飲などのないよう注意してください。
 - 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
 - 常温煙霧中はハウス内へ入らないこと。また、常温煙霧終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
 - 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
 - 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使い切ってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
 
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で子供の手の届かない場所に密栓して保管してください。