製品案内

サンピ シリーズ

葉面散布用肥料

サンピ シリーズ

包  装
(1ケース)
 サンビ833neo SDSPDF 1200g×12本
12kgバックインボックス入り
 アミノサンピ  SDSPDF 12kgバックインボックス入り
 サンピプラス  SDSPDF 1kg×10袋
作物は根のみならず葉面からも養分を吸収する能力をもっています。その吸収能力を利用して必須要素をはじめ一般に欠乏しやすい微量要素を補給するために葉面散布により施用する肥料がサンピシリーズです。これにより、増収や品質向上などが期待できます。
「サンピシリーズ」には、サンピ833neo(8-3-3+有機酸+糖+微量要素)、アミノサンピ(10-3-3+微量要素+アミノ酸)、サンピプラス(0-46-30+苦土)の3種類がありそれぞれの用途に応じて使用してください。

サンピシリーズ一覧

成分組成

製 品 名 保証成分(%) 配合成分(%)
窒素(AN/NN) りん酸 加里 苦土 マンガン ほう素 石灰(CaO) 亜鉛 モリブデン
サンピ833neo 8.0
(-/2.5)
3.0 3.0 2.0 1.00 0.50 0.05 0.4 0.05 0.05 0.10
アミノサンピ 10.0
(1.0/3.0)
3.0 3.0 2.0 1.00 0.50 0.4 0.05 0.05 0.10
サンピプラス 46.0 30.0 1.0

サンピシリーズの特長

  • 幅広い作物に使用でき、作物に必要な栄養分を補給できます。
  • 有機酸4種類・糖類2種類を配合・強化しました(サンピ833neo)。
  • 有機酸を強化したことにより、要素欠乏症の予防と品質向上が期待できます(サンピ833neo)。
  • 有機酸のキレート化作用で作物への養分吸収を助けます(サンピ833neo、アミノサンピ)。
  • カルシウム欠乏に起因する種々の生理障害の予防が期待できます(サンピ833neo)。
  • アミノ酸の効果で品質向上や樹勢回復が期待でき、ストレス環境下では直接的な栄養源として働きます(アミノサンピ)。
  • 展着材が添加されていますので、散布時に展着材を加える必要はありません(サンピ833neo、アミノサンピ)。

葉面散布が特に必要とされる場合

  • 要素欠乏や肥料間の拮抗作用で吸収できない時
  • 果菜類の収穫盛期の栄養補給
  • 根の障害により肥料を吸収できない時
  • 微量に肥料を効かせたい時、遅くまで肥効があると悪い場合
  • 早く肥料を効かせたい時
  • 冷害・霜害・ひょう害や風水害による被害を回復させる時
  • 長雨等による日照不足の時
  • 果樹などのお礼肥

使用方法

  • サンピ833neo及びアミノサンピは、作物の状態や生育ステージなどを考慮して適宜使い分けてください。
  • サンピプラスはりん酸・加里の強化剤ですので、生育に応じてサンピ833neo、アミノサンピに添加してください。
  • 散布は、750倍~1500倍で使用してください。
  • 育苗時に潅水などで多量使用する場合、1500倍で使用してください。

作物毎の使用方法の一例

作物名 使用時期 目的と効果 希釈倍数(倍) 使用方法
果菜類 育苗期 健苗育成 サンピ833neo・アミノサンピ
(1000~1500)
葉面散布
開花期~収穫期 樹勢向上、尻腐れ防止 サンピ833neo(750~1000)
樹勢向上、品質向上 アミノサンピ(1000)
葉菜類 育苗期 健苗育成、樹勢向上 サンピ833neo・
アミノサンピ(1000~1500)
定植~収穫期 品質向上、貯蔵性向上 サンピ833neo(750~1500)・
アミノサンピ(1000)
根菜類 生育初期 樹勢向上 サンピ833neo・
アミノサンピ(750~1000)
肥大期~収穫期 収量増加、貯蔵性向上
果樹類 開花前~摘果前 新梢伸長、幼果肥大 サンピ833neo(750~1000)・
アミノサンピ(1000)
果実肥大期~収穫前 着色促進、糖度増加 サンピ833neo・
アミノサンピ(750~1000)
収穫後 樹勢回復、寒害予防 サンピ833neo(750~1000)
貯蔵養分の蓄積 アミノサンピ(750~1000)

使用上・保管上の注意

  • アルカリ性資材とは混用しないでください。
  • 肥料以外の用途には使用しないでください。
  • 幼児等の手の届かない場所に保管してください。
  • 容器の口を密封し冷暗所で保管してください
  • 使用後は洗眼やうがいをし、皮ふに付着した場合は洗い流してください。
  • 眼に入った場合は、直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 誤って飲み込んだ場合は、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 静置すると有機成分由来の沈殿が発生することがありますので、よく振って内容物を均一にしてからご使用ください。
  • 他の肥料との混用は、沈殿や結晶が発生しない場合でのみご使用ください。
  • 希釈液は腐敗しやすいため、その日のうちに使いきってください。
  • 高温時における日中の使用はさけてください。
  • 低温になると結晶が発生したり、高温になる場所(温室など)では沈殿が発生するおそれがありますので、直射日光をさけ、室内の冷暗所で保管してください。
  • なしへの使用はさけてください。
  • 空容器は圃場などに放置せず、適切に処理してください。