製品案内
ピラクロエース1キロ粒剤 (販売は終了致しました。)
水稲用除草剤
登録番号 第
22090 号
ピラクロエース1キロ粒剤 (販売は終了致しました。)
(ピラクロニル・ベンゾビシクロン・ベンゾフェナップ粒剤)
有効成分 | ピラクロニル 2.0% ベンゾビシクロン 2.0% ベンゾフェナップ 8.0% |
---|---|
性 状 | 類白色細粒 |
毒 性 | 普通物 |
有効年限 | 4 年 |
包 装 (1ケース) |
1kg×12袋 |
PRTR | ベンゾフェナップ 8.0% |
特長
- ノビエを始めコナギ等の広葉雑草及びカヤツリグサ科など幅広い雑草に高い効果を示します。
- スルホニルウレア抵抗性雑草に対しても、幅広く高い効果を示します。
- 特にオモダカに対して高い効果を示します。
- 田植同時処理も可能です。※北海道(砂壌土)、近畿・中国・四国の早期栽培地帯、九州を除く。
- 効果の発現が非常に速い特性があります。
- 温度による効果の変動が少ない薬剤です。
適用雑草と使用方法
作物名 | 適用雑草名 | 使用時期 | 使用量 | 本剤の使用回数 | 使用方法 |
---|---|---|---|---|---|
移植水稲 | 一年生雑草 及び 多年生広葉雑草 |
移植時 | 1Kg/10a | 1回 | 田植同時散布機で施用 |
移植直後~ノビエ2.5葉期 ただし、移植後30日まで |
湛水散布または 無人航空機による散布 |
||||
直播水稲 | 一年生雑草 及び マツバイ ホタルイ ウリカワ ヒルムシロ ミズガヤツリ |
稲1葉期~ノビエ2.5葉期 ただし、収穫90日前まで |
ピラクロニルを含む農薬の総使用回数 | ベンゾビシクロンを含む農薬の総使用回数 | ベンゾフェナップを含む農薬の総使用回数 |
---|---|---|
2回以内 | 3回以内 | 2回以内 |
使用上の注意
- 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
- 雑草の発生前から発生始期に有効なので、ノビエの2.5葉期までに時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にふれが出るので、必ず適期に散布するように注意してください。ホタルイ、ウリカワ、ヘラオモダカは2葉期まで、ミズガヤツリは移植水稲では3葉期まで、直播水稲では2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生始期まで、シズイは草丈3cmまでが本剤の散布適期です。また、オモダカ、クログワイ、コウキヤガラは発生期間が長く、遅い発生のものまで十分な効果を示さない場合があるので、必要に応じて有効な後処理剤との組み合わせで使用してください。シズイは、必要に応じて有効な前処理剤または後処理剤と組み合わせて使用してください。
- 下記のような条件では、初期の生育抑制やクロロシスを生じるおそれがあるので使用をさけてください。
特に、これらの条件が重なる場合は、初期生育が著しく抑制されるので注意してください。
①異常高温の時、あるいは散布後数日以内に梅雨明けになるなど異常高温が予想されるとき
②活着遅延を生じるような異常低温の時
③砂質土壌の水田及び漏水の大きな水田(減水2cm/日以上)
④軟弱な苗を移植した水田
⑤極端な浅植または極端な深水になった水田
⑥植え穴の戻りが悪い水田 - 苗の植付けが均一となるように、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。未熟有機物を施用した場合は、特にていねいに行ってください。
- 本剤は水の出入りを止めて湛水状態で均一に散布してください。本剤散布後、少なくとも3~4日間は通常の湛水状態を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、また、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
- 稲の根が露出する条件では薬害を生じるおそれがあるので使用しないでください。
- 無人航空機による散布に使用する場合は、次の注意を守ってください。
①散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
②専用の粒剤散布装置によって湛水散布してください。
③事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整してください。
④散布薬剤の飛散によって外の植物に影響を与えないよう散布区域の選定に注意し、散布装置のインペラの回転数を調整し、圃場の端から5m離れた位置から圃場内に散布してください。
⑤水源池、飲料用水等に本剤が飛散、流入しないように十分注意してください。 - 本剤は、その殺草特性から、いぐさ、れんこん、くわいなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は、十分注意してください。
- いぐさ栽培予定の水田では使用しないでください。
- 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
- 本剤散布後の田面水を他作物に潅水しないでください。
- 容器等は圃場などに放置せず、適切に処理してください。
- 使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意するほか、別途提供されている技術情報も参考にして使用してください。特に初めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
- 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
- かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
- 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
- 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないように特に注意してください。
- 散布後は水管理に注意してください。
- 散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。
貯蔵上の注意
直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。