製品案内

カルプラス

カルシウム肥料
届出番号 徳島県第 289 号

カルプラス

植物抽出成分配合  カルシウム肥料

包  装 1ℓ(1.3kg)×12本 / ケース
作物に発生する各種生理障害のなかで、最も多く発生するのがカルシウム欠乏に由来する症状といわれています。トマトやピーマンの尻腐れ、結球野菜の芯腐れや縁腐れ、これらはカルシウム欠乏による生理障害です。カルプラスは有機キレートカルシウムを有効成分とし、カルシウムが不足する部位へ効率的に吸収され欠乏症状を予防します。

成分

カルシウム 8%(CaOとして11%)、窒素、糖類、有機酸

特長

  • 栽培中に、カルシウムを直接作物体へ補給することができます。
  • 植物抽出成分(糖類・有機酸)との相乗効果により、カルシウムが効率良く吸収・利用できます。
  • カルシウム欠乏に起因する種々の生理障害の防止に役立ちます。

使用方法

作物 希釈倍数(倍) 使用時期 目的と効果
果菜類 400〜500

育苗期〜生育期 生理障害の予防
(尻腐れ果・発酵果・肩こけ果・変形果など)
葉菜類・根菜類 定植期〜生育期 生理障害の予防
(心腐れ・縁腐れ・葉先枯れ・チップバーン・心枯れなど)
豆類 生育期 生理障害の予防(しみ症)、生育促進、収量増加
いも類 生育期 生理障害の予防
(さといもの芽つぶれ・ばれいしょのカルシウム欠乏)
りんごを除く
果樹類
落花期以後 生理障害の予防
(なしのみつ症など)
花卉類 生育期 生理障害の予防
(葉先枯れ・葉焼けなど)

使用ポイント

  • 早めの散布
    野菜類でのカルシウム欠乏は細胞膜の形成が悪く細胞壊死が生じ、症状が出てからでは手遅れです。
  • 直接散布
    カルシウム欠乏症の出やすい部位か吸収移動しやすい部位へ着剤を可用し、ていねいに散布してください。
    (結球部、花房、果実、新葉、生長点、葉先など)
  • 適時な散布や潅注
    カルシウム欠乏が生じやすい部位に、適時な散布や潅注を行ってください。

使用上・保管上の注意

  • アルカリ性資材との混用はしないでください。
  • 肥料以外の用途には使用しないでください。
  • 幼児等の手の届かない場所に保管してください。
  • 容器の口を密封し冷暗所で保管してください。
  • 使用後は洗顔やうがいをし、皮ふに付着した場合は洗い流してください。
  • 眼に入った場合は、直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 誤って飲み込んだ場合は、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 静置すると有機成分由来の沈殿が発生することがありますので、よく振って内容物を均一にしてからご使用ください。
  • 他の肥料との混用は、沈殿や結晶が発生しない場合でのみご使用ください。
  • 希釈液は腐敗しやすいため、その日のうちに使いきってください。
  • りんごへの使用はさけてください。
  • 夏期・高温時においては、日中の散布はさけてください。
  • りん酸及び硫酸塩の入った肥料との混用は混和性を確認のうえ使用してください。
  • 空容器などは圃場などに放置せず、適切に処理してください。

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