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ジウロン水和剤(販売は終了致しました。)

農薬
登録番号 第 80.0 号

ジウロン水和剤(販売は終了致しました。)

有効成分 DCMU 80.0%
性  状 類白色水和性粉末 45μm以下
毒  性 普通物
有効年限 4 年
包  装
(1ケース)
300g×20袋
PRTR DCMU(1種) 80.0%

特長

  • 尿素系の非ホルモン型除草剤で、広範囲の雑草に強い殺草力を示します。
  • 雑草の発芽抑制効果に加えて、展着剤の加用で生育中の雑草の茎葉も枯死させます。
  • 抑草効果にもすぐれ、長期間にわたり雑草の再生を抑えるので省力的です。

適用害虫と使用方法

作物名 適用
場所
適用雑草名 使用時期 使用量


使


使用方法 DCMUを
含む農薬の
総使用回数
薬量 希釈
水量
陸稲 一年生雑草 は種直後 60~100g/10a 100ℓ/10a 1
全面土壌散布  1回
だいず
あずき
は種直後
~発芽前
70~100g/10a 2回以内
(出芽前は
1回以内、
生育期は
1回以内)
らっかせい は種直後 60~100g/10a 1回
ばれいしょ 植付後
~萌芽前
70~100g/10a
らっきょう 植付覆土後 60~100g/10a
さとうきび 植付覆土後
又は培土後
100~150g/10a 70~100ℓ/10a 2 回以内
(土壌散布は
1回以内)
多年生
広葉雑草
雑草生育期
(草丈15㎝以下)
ただし
収穫90日前まで
100ℓ/10a 2


雑草茎葉散布
飼料用さとうきび 一年生雑草 植付覆土後
又は培土後
70~100ℓ/10a 1
全面土壌
散布
1回
多年生広葉雑草 雑草生育期(草丈15cm以下)ただし収穫90日前まで 100ℓ/10a 雑草茎葉
散布
食用亜麻 一年生雑草 生育期(8葉期以降)ただし収穫60日前まで 60g/10a
麦類
(冬作)
ヤエムグラ
一年生雑草
ヤエムグラ
発芽揃期 
60 ~70g/10a 全面土壌散布
りんご
なし
もも
かき
かんきつ
ぶどう
おうとう
うめ
一年生雑草 雑草発生前 100~200g/10a
雑草生育期 200~400g/10a ノニオン系展着剤を加えて雑草茎葉散布
あま
(単作)
子葉展開期 60~80g/10a 全面土壌散布
雑草発生前 100~200g/10a
樹木等 公園
庭園
堤とう
駐車場
道路
運動場
宅地
のり面等
60~200g/10a 3


植栽地を除く樹木等の周辺地に全面土壌散布   3回以内
雑草生育期 200~400g/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地にノニオン系展着剤を加えて雑草茎葉散布

上手な使い方

  • かんきつ、りんご、なし、桑は定植後2年以上過ぎてから使用してください。ぶどうは成木園で使用してください。
  • 永年作物では作物の葉に作物の葉に薬液がかからないように注意し、また作物の根が露出している場合は使用をさけてください。
  • 雑草の茎葉処理は高温で気温が20℃以上の時、薬液に展着剤を添加して散布してください。その際作物に薬液がかからないように注意してください。雑草の背丈が20㎝程度以下の場合は効果的で20㎝以上の時は一旦除草してから使用してください。

使用上の注意

  • 覆土はできるだけ土を細かく砕いて、必ず3~4cmの厚さに均一に行ってください。
  • 砂質で水はけのよい畑や雨の多い時期にはDCMUが土中深く浸透して作物の根をおかし、薬害を起こすおそれがあるから注意してください。
  • 薬液はときどきかきまぜながら、むらのないように散布してください。
  • 近くに根の浅い作物がある場合は、散布液が流れて行かないように注意してください。
  • 使用後、容器や散布器具は必ず十分水で洗ってください。
  • さとうきび、飼料用さとうきびの新植後、分げつが始まる頃に薬剤がかかると薬害が発生することがあるので、さとうきび、飼料用さとうきびにかからないように注意して散布してください。
  • 食用亜麻で使用する際には、生育の進んだ雑草には効果が劣ることがあるので、中耕などの機械除草との併用により効果の安定をはかってください。
  • 公園、堤とう等で使用する場合、特に以下のことに注意してください。
    激しい降雨の予想される場合は使用をさけてください。
    散布薬液の飛散、あるいは本剤流出によって有用植物に薬害が生じることのないよう十分に注意して散布してください。
    水源池、養魚池等に本剤が飛散、流入しないよう十分に注意してください。
    散布薬液の飛散によって自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意してください。
  • 蚕に対して影響があるので、桑葉にはかからないようにしてください。
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。

貯蔵上の注意

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。