製品案内

ユートピア粒剤15

水稲用除草剤
登録番号 第 19869 号

ユートピア粒剤15

(シクロスルファムロン・ペントキサゾン粒剤)

有効成分 シクロスルファムロン 0.20%
ペントキサゾン 1.5%
性  状 類白色細粒
毒  性 普通物
有効年限 3 年
包  装
(1ケース)
3kg×6袋/ケース
化管法 ペントキサゾン(1種)1.5%

特長

  • 田植同時処理で作業を省略
  • 50~60日効果が持続
  • 高い土壌吸着で安定効果
  • 有効成分は2種類

適用内容

作物名 適用雑草名 使用時期 使用量 本剤の使用回数 使用方法
移植水稲 水田一年生雑草
及び
マツバイ
ホタルイ
ウリカワ
ミズガヤツリ
ヘラオモダカ
オモダカ
ヒルムシロ
セリ
アオミドロ・藻類による表層はく離
移植時 3kg/10a 1回 田植同時散布機で施用
移植直後~ノビエ1.5葉期
ただし、移植後30日まで
湛水散布
シクロスルファムロンを含む農薬の総使用回数 ペントキサゾンを含む農薬の総使用回数
2回以内 2回以内

使用上の注意

  • 使用量に合わせ秤量し、使いきってください。
  • 雑草の発生前からノビエの1.5葉期まで有効なので、時期を失しないように散布してください。なお、多年生雑草は生育段階によって効果にフレが出るので、必ず適期に散布してください。ホタルイ、ウリカワ、ミズガヤツリ、ヘラオモダカは2葉期まで、ヒルムシロは発生期まで、セリは再生前から再生始まで、オモダカ、アオミドロ・藻類による表層はく離は発生前が本剤の散布適期です。
  • オモダカの防除に当たっては、必要に応じて有効な後処理剤と組み合わせて使用してください。
  • 苗の植え付けが均一になるよう、代かき、均平化及び植付作業はていねいに行ってください。ワラくずなどの浮遊物はできるだけ取り除き、未熟有機物を施用した場合は特にていねいに行ってください。
  • 田植え同時期に施用する場合は、通常の移植作業と同様に落水下で田植えと施用を行い、施用後に入水してください。また、入水後の散布については、水の出入りを止めて湛水状態のまま田面に均一に散布してください。処理後は通常の湛水状態(水深3~5cm程度)を保ち、田面を露出させたり、水を切らしたりしないようにし、散布後7日間は落水、かけ流しはしないでください。
  • 苗が水没するような深水状態では、葉鞘部に軽い褐変症状が出るおそれがあるので、水管理に注意してください。
  • 以下のような条件下では、薬害を生じるおそれがあるので使用をさけてください。特に、これらの水田条件と散布時または散布数日以内の梅雨明けなどによる異常高温が重なると、初期生育の抑制が顕著になるので注意してください。
    ・砂質土壌の水田や漏水の大きな水田(減水深2cm/日以上)。
    ・軟弱徒長苗を移植した水田。
    ・極端な浅植えをした水田や浮き苗の多い水田および極端な深植えをした水田。
  • れんこん、くわい、いぐさ、せりなどの生育を阻害するおそれがあるので、これらの作物の生育期に隣接田で使用する場合は十分注意してください。
  • いぐさ栽培予定水田では使用しないでください。
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合や異常気象時は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医
    の手当を受けてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意してください。
  • 水産動植物(藻類)に影響を及ぼすので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用してください。
  • 散布後は水管理に注意してください。
  • 散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さないでください。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理してください。

貯蔵上の注意

直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。